営業が苦手なのに営業になったら心掛けたい3つのコツ
~営業のストレスを減らして、少しでも穏やかに仕事したい方へ~
営業をやりたくないのに営業部に配属なったけど大丈夫でしょうか?
ジョブローテーションで営業をやらないといけなくなりました、どうしたらいいでしょう・・・
お越しいただきありがとうございます。g-daiです。
世の中には「営業が好き」「営業が向いている」という人もいますが、心の中では「できれば、営業はしたくない」と思っている人も多いのではないでしょうか。
特に冒頭の質問のような状況の方はぜひ読んでもらえたら参考になると思います。
僕も「営業は苦手」と思っている側の人間です。
とはいえ「仕事なのでやらないと」と思っているうちに、かれこれ10年ぐらい営業の仕事をしています。
人見知りですし、気にしいですし、今でも気合をいれないと営業できないのは新入社員の時から変わりません。
相手が忙しそうにしていると、声をかけるずに終わることもしばしば・・・。
こんな僕ですが、人並みに営業ができているのは心掛けているちょっとしたマインドがあります。
①トップにならなくてもいい、でも下位30%には入るな
営業という組織は、とにかく競争させることが大好きです。
おそらく、運動部出身の人が多いからだからだろうと思いますが(偏見!)
競争させることで切磋琢磨して伸びると思っています。この文化に合わない人からしたら、もう心を病むレベルですがそんな中でもひっそりと生きていくために必要なのがこの考え方。
「トップにならなくてもいい、でも下位30%には入るな」です。
別に営業で一旗あげてやろうと思っていないのであればトップになる必要はありません。
そんなに頑張らなくて大丈夫ですし、頑張ってもなれません。
ただ、下位30%には入らないようにしましょう。仕事ができないと判断されて、研修やら数字の詰めやら上司の同行やら、あらぬストレスが増えます。
中の下ぐらいで、営業はできるわけではないが、問題があるわけでもないポジションを狙いましょう。逆に上位に入ると営業ができると思われて、営業から出られなくなります。まさに僕です。
ほかの人にこんな悲しいキャリアは歩んで欲しくないと思ってます。
②売り上げを増やすではなく、会いたい営業先を増そう
営業をやっているとノルマがついてまわります。とにかく受注をしなければと数字ばかり追っていると、どんどんつらくなります。
そこで僕がやっていたのは「会いたい営業先を増やす」です。
営業はつまるところ、「会った営業先の数(コンタクト数)×受注確率」です。
営業が苦手と思うと、人に会うのがしんどいので受注確率を上げようとします。
でも、それは間違いです。
受注確率が70%も80%もあることはほとんどなく、せいぜいあっても30%~40%でしょう。これでもかなり高いです。
となると結局人に合わないといけないんです。
であれば、受注が取れなくても営業先の人に自分が会いたいと思えるようにしたほうが精神的に楽です。
「受注はくれないけど、趣味の話をしたいな」とか「子どもの話を聞くと幸せだからその話題を話そう」とか「とにかく見た目がタイプだから会いたい」とか、なんでもOK。とにかく会って話すをゴールにしましょう。
新規営業ではなかなか難しいかもしれませんが、「あのエリアに営業に行って、あのランチを食べたい」「受付のあの人にあいさつしたい」でも、自分の楽しみとつなげて考えるといいかもしれません。
そうやっていくとコンタクト数が伸びて商談数が増えるので、自然と受注にもつながっていきます。
③営業先には「私営業苦手なんです」と開きなおろう
心理学では「自己開示」と言われています。
実際の営業の中では、自己開示の返報性の原理が働くことから、相手からも自己開示してもらいやすい状況になり、相手との親密性を高めたり、コミュニケーションを活性化させることができます。
そもそも、自分が営業を受ける立場だとどう思いますか?
バリバリの営業得意です!という人と話すと、なんか丸め込まれそうだと思っちゃいますよね。
でも、「営業苦手なんです」って言われると、ちょっとホッするというか、気構えなくてよくなりませんか?
しかも、②で書いたように「会いたい営業先」を作ることが目的だったりするので、より営業営業しない商談になります。結果「受注につながる」なんてことも多々起こります。
以上、僕が営業駆け出しの頃に心がけていた3つのコツです。
営業先で怒られたり、雰囲気が悪くなると途端につらくなるので、できる限りそうならないためにやっていた方法です。
ぜひこの方法で少しでも営業のストレスを少なくしてもらえたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた!
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